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たのもうっ! たぁーのもおーっっっ!!

うるさいですよ、道場破りにでも来たんですか。

いえいえ、1ラウンド3秒KOの返り討ちに遭うのが目に見えているような無謀は流石に致しませぬ。そも笛の扱いすら存じませぬ。本日は入門を乞いに参りました。

そうですか。では……門前からやり直し。

ははあっ!!



……などというコントがあった訳ではございませんが。
平成二十三年皐月十余りひと日、蒼樹仁は正式に能楽笛方森田流栗林祐輔が門人と相成りました。
長かった。入門を心に決めてから10ヶ月。その間何をしてたかと言えば、シューカツしてた。つまりは先立つものの欠如。
で、ようやっと入門したのですが、楽器はまだない。わが輩は蒼樹である。
てな訳で、座学やら笛の譜を歌う『唱歌(しょうが)』というお稽古をお願いする。


まずは『中の舞』をご教授いただく。

く (←栗林師匠ね):お能では速度を位取り(くらいどり)と言います。

なるほど。天下取りは早い者勝ち、スピード勝負ですからね。

く:それからお能では、やつびょうし、と言って、一拍が八つでひとまとまりとなっています。西洋音楽の八拍子とはまた違ったものなんです。

ん、八ツ橋、ですね。メモメモ。以前、日本音楽の拍子には序・破・急が存在するから、完全に等しい長さの拍ではないんだと伺った事がありました。

く:この八つでひと鎖と言って、鎖が連なる様に、これがひとまとまりだという事です。

ふむふむ。確かに少し腐りの入った食べ物は好まれますもんね、発酵食品とか。

く:中の舞は呂・中・干というそれぞれのひと鎖の集まりが基本となっているフレーズの繰り返しで、この様な曲を『呂中干もの』と言います。(指差しながら)このひと鎖が呂、ここが中、そしてここが干。いきなり呂から始まると落ち着きが悪いという事で、ここは中が頭にくっ付いていますが。

……ろちうかん? 何ですか、その甘露の水みたいな響きは。
あ、ぬるめの燗with炙ったイカでもなければ月桂冠でもないのですか。


そんなこんなで、師匠のお手本。

…………。笛吹きと口論したくない。。
凄まじい迫力と通る声。声楽科の子と話してても思ったけど、鍛えられた声はそれ自体が武器です。
声だけでガラスを割るなんてパフォーマンス、朝飯前なんじゃないでしょーか。本気で怒鳴られたら、真剣に3秒で試合終了のゴングが鳴りそうです。
演奏の真っ最中に楽器に不具合が生じたら、この唱歌で歌い続けるのだそう。だからこそあの声が必要なのでしょうね。


昔、笛方の本職を志す者は三年間楽器を持たせてもらえず、ひたすらに唱歌を学び続けたのだとか。私も一年くらいは真面目に楽器なしで唱歌をやろうかと思っています。
……とか何とか、実情は懐が痛いだけだったりして。。だって唯一手は届くけどプラスチック製はイヤですもん。合竹を狙ってます(笑)


次回は22日の予定です。体調、整えとかなきゃな……。
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