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ぐだぐだの長い冬眠を抜けると雪国であった。

大寒に合わせて洒落込んだでもないでしょうが、東京に初雪が降りました。
都内で降っても、大手町で観測されなければ初雪とは見なさないらしいのですが……何その平家にあらずんば人に非ず的な(..)? はい、大手町でも降ってましたよ。

冗談はさておき、建物の中で眺めている分には南関東レベルの降雪なら綺麗でいいのですが、外出せねばならないとなると途端に億劫になります。年、取ったなあ。。昔は雪だからこそ外出するんだ! とか言っていたものですが。

雪を見ると、中原中也の『汚れつちまつた悲しみに……』や『生ひ立ちの歌』を思い出します。
中也にとって雪とは何だったのでしょう?
降る雪は純白でありながら、落ち曇った灰色の空が世界を支配する――あるいは雪とは時に、中也の恋人だったのかもしれません。
特にそう感じるのは『生ひ立ちの歌』の2。清く美しくたおやかな雪のそっと寄り添う姿、そこに凍れる冷たさはなく、どこまでも汚れなき白のイメージのみが付きまといます。そして『花びら』や『薪』、『熱い額』など、温もりを想起させる単語が続き、最終段落は『私の上に降る雪はいと貞潔でありました』で締め括られる。
うん、アヤシイ。いや別にいいけどさ。

学生時代、現国も古文漢文も好きだったので、年末の大掃除の時には大量に発掘された詩歌や漢文などのプリント類を前にイヤサッサと踊り出していた、怪しげな大年増でした。
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