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千駄ヶ谷というのは私の聖域とも言える土地です。

国立能楽堂、そして日本史にのめり込むきっかけとなった新選組沖田総司終焉の地。大通りから一本奥に入るとひっそりとした住宅街が続いています。


沖田のイメージはどこまでも明るいのですが、このところ実際はどうだったのだろう、とよく考えてしまいます。
子供が大好きで、剣の稽古をさぼって壬生寺で遊んでいた、とか、医者の娘とのロマンスとか、世間では純粋無垢な沖田イメージが先行しています。
しかしそれと同時に、明らかに実力の違う相手に稽古をつける時でも手加減しない、命令されれば冷酷なまでの人斬り人形となるなど、炎の様に気性の荒い一面も伝わっています。時代を考えると当然至極なのかもしれませんが。
書簡の字も細かく鋭く、やや神経質な印象を受けます。むしろ鬼の副長と呼ばれた土方の方がおおらかな感じ。
無論人間誰しも様々な面を持つのは当然ですが、最近沖田の暗い部分が気になって仕方ありません。人は色々な心を持っているんだなあ。


ばあさん、斬れないよ。

沖田最晩年のものと伝わる言葉。労咳で体力が落ち、庭にきた黒猫を斬ろうにも刀が重くてそれも叶わない、そんな悲痛な台詞です。が、実行はしなくても襲ってきもしない猫を斬ろうとしてたんだなー、とか、命を奪うのに躊躇いがなかったんだなー、とか、時代背景の混沌さと同時にどろどろしたシビアな沖田の心をひしひしと感じます。ま、新選組作家の大御所、子母澤寛の創作エピソード説もあるけど。


幕末――終焉と黎明と。時代を駆け抜けた彼らは今もなお多くの人の胸にきらきらと眩しく輝いています。
そして私の小説ネタとしても。土方歳三、斎藤一、西郷頼母、待ってろよー!!
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